稲沢にある愛知文教女子短期大学が、地域の人に大胆に解放しているということを紹介するシリーズの2回目は「ぶんきょう おやこ園」です。
おやこ園?
なんだろう?託児所のようでもあるけど、託児ではないという。
兎に角、中に入ってみましょう。もちろん、大学の校舎内なのです!
置いてあるおもちゃは綺麗で、木製が多いし、ところどころ手作り感も。
「ここは、託児所ではなく、お母さん・お父さんがお子さんと一緒に来て頂き、子育てを楽しみながら地域と交流していただく場所なんです」と話していただいたのは担当の赤塚先生。
・稲沢に移り住んで来たけど、知り合いも少なく、子育てについて相談できる人がいない。
・はみがきの仕方、ベビーマッサージの事・・色々知りたい。
・保育園に入ってないから、同じくらいの年齢の子どもとの触れ合う機会がなかなかない。
こんなことを感じているお母さんお父さんも多いのではないでしょうか?
そんな方が、気軽に行ける場所。それが、おやこ園!
Aさん「同様の他の場所にあるおもちゃは、ちょっと汚れていたりしますが、ここのはみんな綺麗で安心です」
2年半ほど前にオープンしたと言いますが、まだ出来たばかりかと感じられるほど、綺麗で新しい印象です。使い方や、片付け方まで、自分の家以上に丁寧扱っていると言う方も。
Bさん「子育てのプロに色々教えてもらえるのもいいし、幼児教育学科の学生さんが、授業のない時間には、子どもの遊び相手になってくれるのも嬉しい」
4人の専門家が交代で常駐されているので、簡単な相談には即答できるのに加えて、専門家を育てる教育機関らしく、年間を通して、参加可能な様々なイベントも用意されているのです。
Cさん「一人で子育てしていると、ストレスが溜まるからここで少しは発散できる。また、幼稚園や保育園の情報も、他のママさんからも得られるのも、ここに来て良かったと感じることです!」
すぐにママ友になれる環境だし、雨の日でも遊ばせられるし、真夏の暑い日でも熱中症を気にせず過ごせるのも「おやこ園」のメリットとして捉えられているようです。しかも、数台分ですが駐車場もあるし、学食も利用できるので、このこともママにはとても便利だと受け取られていると感じました。さらに、利用料はなし。無料です!
初めての方でもすぐに利用できますが、曜日によっては、時間帯で1歳児、2歳児と分けている日もありますので、必ずHPで確認してから利用されることをお勧めします。
働く人の子育てについては、託児所問題など世の中の関心は高いけど、
専業主婦だって、育児休業中(休職中)の人だって、
みんな一生懸命、子育てに励んでいるのです。
そんなママ・パパの強い味方になる場所!
それが「文教 おやこ園」なのだと、取材を通して強く感じました。
施設情報
愛知文教女子短期大学 「文教 おやこ園」
稲沢市稲葉2-9-17
http://www.ai-bunkyo.ac.jp/oyako
開業時間 月曜・水曜・金曜 9時30分~15時
なお、年末年始や定期試験期間中、行事開催時等は休業です。事前にご確認ください。
※現在の状況は愛知文教短期大学までお問い合わせ下さいませ
冨田 和音
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