あの「カフェタナカ」が稲沢に出来たという話しを聞いたのは3ヵ月程前だった・・。
あの・・と書いたが、ご存じ無い方の為にちょこっと解説。
「婦人画報」のバレンタインのお取り寄せチョコで全国人気ナンバーワンになったり、JR高島屋のアムールドショコラで、毎年どの店よりも長い列が毎年出来る・・
そう!間違いなく名古屋を代表するスイーツの店。それが「カフェタナカ」なのです。
その「カフェタナカ」が稲沢に出店して約8カ月・・。その魅力をお伝えします!
今回ポイントが多いので、まず最初に整理しておきます。
①ゼッピンの生食パン
②ランチを見逃すな!
③名古屋でもめったに食べられないガレットを発見
④テイクアウトも超人気!
⑤よくある支店・・ではない本店をしのぐ?凄さの秘密
⑥TSUTAYA書店の本が2冊まで持ち込める!?
⑦ドッグカフェも可能なスペースとは?
⑧ここまで見せていいのか?自信がある証拠!
どうしよう・・いつもの倍の内容になるなぁ・・(笑)
まずは、①生食パン
「カフェタナカ」本店には何度も行ったことありますが、食パンという印象は全くありません。なんとこの稲沢文化の杜店(以降稲沢店)の独自の展開なのです。パティシエの作る食パンとは・・他と何が違うのか、話しをパティスリースーシェフの鈴木さんに聞きました。
「私たちが作っているのは、あえて生食パンと言っていますが、トーストでなくそのまま、まずは、生(なま)で召し上がって頂きたかったからです」「どうしたら美味しい食パンが作れるかを、パティシエの視点で考えた結果、たどり着いたのが材料でした。北海道産小麦100%、フランス産の濃厚なハチミツ、そしてカルピスバター!」(普通のバターの倍以上の値段!)ここまで素材にこだわって、とにかくフワフワでもちもちで口どけが最高で美味しい!参りました。わざわざ買いに行く価値・・あります。(一斤1,080円)
②ランチ
その生食パンを使ったランチは見逃せません。
やはり、サンドイッチは人気メニュー。あのフワフワもちもちのパンに挟まれた「具」は幸せものです!
もちろんランチメニューは豊富ですが・・
そんな中、私が思わず声を上げたのが・・
③そう!ガレット!
名古屋でも本格的なガレットを食べられる店って「カルナバル」くらいじゃないかなぁ・・。そのガレットに稲沢で出会う驚きと幸せ。
しかも、このガレット、ローストポークとイチジクとオレンジが添えられているのです。ローストポークも柔らかくてガレットに合う!(フルーツは季節によって変化するそうです)
④テイクアウト!
店の入口にはテイクアウトのショーケースが。サンドイッチはどれも美味しそう。
特に季節のフルーツサンドは・・食べたい!でもちょっと待って!この店はそもそも、本業はスイーツなのです。カフェタナカの数々の絶品ケーキは外せませんが、
稲沢店では、特にりんごを使ったスイーツが一押しなのです。
今の季節は林檎がなかなか入手しずらい時期なので、アップルパイくらい・・となりますが、9月になったら、数多くの林檎スイーツが登場するようです。楽しみです。
⑤本店をしのぐ?凄さの秘密とは・・
そのアップルパイや生食パンは稲沢店のオリジナル。支店で勝手にそんなことやっちゃって大丈夫なのでしょうか?店長の辻さんに聞きました。
「もちろん勝手にやっている訳ではありませんが、稲沢の人に受け入れられるような工夫は、どんどん取り入れていきます。実はこの6月から、営業時間を1時間早めて9時からにして11時まではワンコインのモーニング&ブランチを始めたところです。この地域はモーニングが定着しているので、私たちも地元の方にもっと愛されたいと始めたところです。もちろん美味しいパンがついてきます」
これはメニューの一部・・
⑥TSUTAYA書店の本が2冊まで持ち込める!?
この店には、他のどことも違うシステムが導入されています。
隣にあるTSUTAYA書店の雑誌・本を2冊まで持ち込んでもいいのです。本屋さんでの立ち読み・・はあるけど、それを飲食店に持ち込んでもいい。こんなシステムは・・そっか、代官山蔦屋書店内のカフェでは何年も前からこのシステムは導入されているのです。これを、名古屋でなく、稲沢で実践しているだなんて!これを導入した2店の関係者は凄い!
⑦ドッグカフェがここにある!
実は、かねてから、稲沢がペットを愛する人に住みやすい街になるといい!と思ってきました。愛するペットと外出しても、一緒に食事すら出来ない・・様々な法律が壁になっているから。でも、店の外でもいいから、一緒にくつろげるスペースさえあれば、ペットを連れて出かける機会も増えるはず。そんな人の想いを叶えてくれるスペース。
注文する時は、ベルを押して、店員さんを呼べばいい。空調はないけど、季節のいい日なら、むしろこのテラス席の方が、気持ちが良いかも。この試み、稲沢で広がるといいなぁ・・。
⑧オープンキッチンの店は増えています。しかし、パティシエの作業姿はなかなか見る機会もありません。ここは、店内で全て作っています。だから、この日もケーキ・食事を作っている人だけで8人も働いています。ここで作って、ここで提供する。見えることは、安心でもあります。そして・・なにより自信がある証拠。
この店の良さの、半分は書けたでしょうか・・。
他にも、例えば、こだわりの美味しいコーヒー!
テイクアウトを、その場で食べられるイートインベンチ・・
さあ!あなたも、居心地の良さを、ご自身で体感してください。(まるで宣伝みたいになったけど、正直に感じたままを書きました)
店舗情報
場所:稲沢市稲沢町前田255 名古屋トヨペット稲沢店 1F
営業時間:年中無休
カフェ 9:00~19:00
ショップ 10:00~19:30
座席数:70席(全席禁煙=素晴らしい!)
駐車場:多数あり
冨田 和音
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