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「国府宮神社には、雅楽を演奏する人は7年前まで居なかった!」 | いいなざわざわ
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「国府宮神社には、雅楽を演奏する人は7年前まで居なかった!」

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★「国府宮神社には、雅楽を演奏する人は7年前まで居なかった!」トリビア①

雅楽は神社等で演奏される音楽、という、恥ずかしいほど薄い知識しかなかった筆者。しかし、今回イベントに参加して・・それは驚きの連続でありました。文字通り「はじめての雅楽」体験レポートです。

4月7日、満開の桜を横目に訪ねたのは、JR稲沢駅から徒歩3分にある「みんなのcafe」
もうご存じの方も多いと思いますが、詳細はこちらを!

https://www.facebook.com/minnnano.cafe.kyouiku/

そこで行われた「はじめての雅楽」というイベントに参加してきました。

雅楽は、宮内庁の方、又は神職の方が演奏する限られた音楽・・といったイメージを持っていた「あなた!&私!」(笑)大きくは間違ってはいないけど・・正しくもないのです。

雅楽は、奈良時代からある、日本人の音楽の中の最古のひとつで、ユネスコの無形文化遺産に2007年登録された日本人が誇るべき「文化」なのです。

ほとんど何も知らない私にとって今回の「はじめて・・」という言葉は、なんとキャッチーなのでしょう!しっかり教わってきました。

★「雅楽とは演奏だけではなかった!」トリビア②(①の説明は後ほど・・)

まず、雅楽とは、管絃(かんげん)=楽器演奏だけでなく、舞や朗詠などを全部含んだ総称なのです。従って、今回のイベントは正確に言えば、雅楽のうちの管絃の会ということになります。どうも、雅楽=古典音楽って思いがちです。

さて、このイベントでは、雅楽についての基礎のことを教えていただいた後、まずは2曲演奏していただきました。2曲目は皆さんもよく知っている曲です。そう、結婚式に演奏される「平調 越殿楽(へいちょう えてんらく」(題名を初めて知りました!)お祝いの時に演奏される曲だそうです。

このあとはワークショップ!実際に、皆さんが演奏されている楽器を体験させていただきました。

私はまずは、鍾(しょう)から。

教えていただいたのは、小寺さん。小寺さんは、鍾の演奏を始めてまだ5~6年だそうです。しかし、もうベテランといった貫禄。そもそも鍾をやりたいと思ったのは、小学4年の時の結婚式で雅楽を初めて聴いたことがきっかけだというから驚き。底の部分を、チューリップの形にした両手で包み込み、いくつもある小さな穴を指先で閉じて、息を吹き込むと・・なんとか不況和音が・・必死に他の穴を押さえると和音が・・(安堵)。吹いたり吸ったりして「体験」完了。

次に篳篥(ひちりき=縦笛)です。教えていただいた田中さんは、今日来られた5人で唯一神職の方です。ベテラン中のベテランであり、プロでもあります。この篳篥はリードに息を吹き込むとき、強すぎても弱すぎても音が出ません。しかし、一瞬出た音量は思いのほか大きい。

私は、同じリード楽器のテナーサックスを演奏しますが、そのリードはアフリカの限られた湖畔でしか採れません。同様に篳篥のリードが採れる葦は国内でも限られていて、大阪淀川で宮内庁が保護をしているとか。

さらに、龍笛(りゅうてき)と呼ばれる横笛は石井さん。

最後は、鞨鼓(かっこ)と呼ばれる太鼓です。これば吉野さんご夫妻が教えていらっしゃいました。

また、楽譜は、見ただけでは何が書いてあるか全く分かりません!

小さなトリビアが沢山ありましたが、ここでもうひとつ

★「雅楽には指揮者はいない!」トリビア③

では、誰がこの演奏を仕切っているのでしょうか?それは、鞨鼓(かっこ)の方。鞨鼓が演奏のきっかけを作っていくので、コンサートマスターのような役割を担っているのだそうです。

チームのリーダーでもある吉野逸男さんに話を聴きました。

 

吉野さんは、若い頃バンドをされていたのですが、今から35年ほど前(35歳の頃だったそうですから若く見えますが御年70歳余!)知人から「同じ音楽だから雅楽もやってみない?」と誘われ、以来龍笛はもちろん、雅楽の様々な楽器を演奏されてきました。そしてずっと一宮の真清田神社で演奏されてきましたが、7年ほど前に、一旦その活動に終止符を。しかし、その事を知った国府宮神社の関係者が「国府宮神社に雅楽を演奏できる人がいない!」ので是非に!(これが最初のトリビア①)と声をかけられて、以来、国府宮神社でも雅楽が、遠くから招く演奏者でなく出来るようになったのだそうです。

以来、稲沢雅楽会を結成されて、雅楽の普及にも努められています。教室もありますから、興味がある方は是非!

http://www.inazawa-gagakukai.com/index.html

この後、「陪臚(ばいろ)」という曲の後に、なんと唱歌「故郷」の演奏にのせて全員で合唱して終了。

最後に参加された方に感想を聞きました。

Aさん:雅楽には前から興味はありました。鍾を試してみましたが難しかったです。

Bさん:東儀秀樹さんの事が好きだったので、SNSを見て参加しました。楽しかった。

Cさん:FBを見てきました。大きな舞台は見たことがありましたが、近くで鑑賞し、意外に音が大きくて驚きました。

Dさん:3年前に京都の二条城で初めて雅楽を観て以来大好きになり、1年前にイギリスから日本に来て、今は英語を教えつつ龍笛に挑戦しようと思っています。まだ上手く吹けないので、これをきっかけに習おうかと思っています。(と、MY龍笛を持参して、流ちょうな日本語で・・)

どうでしたか?「はじめての雅楽」レポート。

雅楽に興味を持った方は是非稲沢雅楽会にご連絡を!

そして「みんなのカフェ」の今後の活動にも注目してください。私も・・ここで、イベントを計画させていただきました。その時は、お会いしましょう!

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冨田 和音

冨田 和音

稲沢市祖父江町出身 名古屋工業大学プロジェクト教授 NAGOYA DESIGN HUB PROJECT代表 民放アナウンサー